その人が持つ本質的な能力・価値・エネルギーを最大化させ、
人生を100%生きるための人間力向上メソッド。

エンパワメント
コーチング©

そもそもエンパワメントとは

「エンパワメント」とは、1950~1960年代にアメリカで起こった市民運動や公民権運動、また70年代の女性の権利獲得運動などで脚光を浴びるようになった概念です。抑圧されている状態の人々が、本来備えている力を発揮できる社会を目指す思想として広がりました。
現在、日本では「エンパワメント」は「(他者への)勇気づけ」、ビジネス界では「(部下へ任せる・自由裁量を与えるとして)権限委譲」として使用されるケースがありますが、もともとは「自発的に能力を発揮する状態」を指しています。
近年、ビジネスや教育、医療や介護など、さまざまなシーンにおいて使用されるようになった「エンパワメント」は、これからの時代のキーワードのひとつです。

エンパワメントコーチング©とは

LIFE&SEEDの核となるプログラム『エンパワメントコーチング™』は、代表の中野美加が2003年にアメリカ国際コーチ連盟認定校で、日本人として初めてプロコーチの養成スクールで学んだことからスタートしました。

「質問から自発的な行動を促し、企業体で会社の意向にそった有効な力を発揮してもらうための部下指導」が主流だった日本のコーチングではなく、人間を全体像としてとらえるホリスティックな視点を持ったアメリカ本国のコーチングに、日本の文化をあわせ、改良を重ねて構成しています。

中野がビジネスや個人で得た人間関係や目標設定と達成を含む自己実現の経験、心理学、NLP(神経言語プログラミング)、アサーティブネス、ヒプノセラピー、ゲシュタルト療法、行動認知療法など多様な要素を取り組んだオリジナルのプログラムとして開発しました。

エンパワメントコーチング™は、「自己実現」や「人生のしくみ」の重要なエッセンスが組み入れられ、理論的かつ実践的にエンパワメントに向かうことを目的としているため、企業、個人のどちらも応用できるプログラムとして、広島大学や立教大学でも教えられています。これまでに385名のプロコーチ、1400名を超える企業内コーチを育成してきた実績があります。

当初「コミュニケーションスキルのコーチングを学びたい」というシンプルな目的のために学び始める受講者達も、プログラムが進むごとに「単なるコミュニケーションスキル以上のことを学ぶ」価値に気づき始めます。リアルな人間理解・自分自身への洞察を同時に行うことで、自己成長の機会を得、他者との絆を作り、力を発揮することの障害に対する対処法を学ぶことができるこのコーチングができるようになると、自分自身にも周りの大切な人のためにも、一生活用することができるようになります。本質的でサステイナブルな成果をもたらす~企業組織からも、個人からも支持を得てきた理由が、そこにあります。

エンパワーメント
コーチングの特徴

コーチングには様々な流派が存在しますが、LIFE&SEEDのオリジナルプログラム『エンパワメントコーチング』は “ひとが元々持っている力を発揮する=エンパワメント”という目的を持っています。

幸せであるときはエンパワメントな状態です。うまくいくときや、成果を出す時もこの状態です。
多くの人が、「人をエンパワーする」という表現をしますが、私たちはそれに違和感を覚えます。
このエンパワメントな状態は、「自らが自分の持っている力を使う許可を与えることによってのみ」起こることであり、本人以外の他の誰か(コーチ・上司・リーダー・親など)によってもたらされるものではないからです。

人は人をエンパワーすることはできない、エンパワーできるのは本人だけ。
そう考えると、私たちにできることは、目の前の相手が自分自身をエンパワーすることを支援することだけなのです。

前提:人は「もともと力を持っている」次の2つの状態のいずれかディスエンパワメントvsエンパワメントDisempowerment「力」が出ない状態「無理!」「ストレス〜!」「嫌だなぁ」「シンドイなぁ」「自信がない」「やっぱ、自分ってダメ…」「向いてない」「ダルい」「うざい」(でも言わない)Empowerment「もともとの力」が出る状態「出来る!」「楽しい!」「嬉しい!」「イケてるかも」「いい感じ!」「よし、やるぞ!」「感謝〜!」「うん、頑張ろう!」「明日も楽しみ!」前提:人は「もともと力を持っている」次の2つの状態のいずれかディスエンパワメントvsエンパワメントDisempowerment「力」が出ない状態「無理!」「ストレス〜!」「嫌だなぁ」「シンドイなぁ」「自信がない」「やっぱ、自分ってダメ…」「向いてない」「ダルい」「うざい」(でも言わない)Empowerment「もともとの力」が出る状態「出来る!」「楽しい!」「嬉しい!」「イケてるかも」「いい感じ!」「よし、やるぞ!」「感謝〜!」「うん、頑張ろう!」「明日も楽しみ!」

これまでの社会では、リーダーと呼ばれる“できる人”が先導者として、人々を背負って進んできました。これからの社会では、すべての人が自分自身の人生を多様な価値観によって生き抜いていく時代です。そのような時代のリーダーとは、他者との関わりの中で相手が自然に自らエンパワーに向かう支援をすることができる人へと変化していきます。
エンパワメントコーチングでは、人の考えや気持ちといった内面と、行動や成果といった現実は、相互に関わっていることを前提にしています。さらに人間の科学的に解明された生物学的システム(脳や感覚機能・認知機能)などにも大きく影響されます。そのため、行動を促す前に、その人の考えや気持ち、さらにはモチベーションの質や本当の目的を探索し、確認する「インサイドアウト」のプロセスをとります。

エンパワメント
コーチング3つの特徴

01

モチベーションの断定

ひとのモチベーションには二種類しかありません。ラブベース(〇〇したい!)というものと、フィアベース(〇〇しなければならない)です。行動の機動力となるモチベーションが、このどちらであるかにより、その人の経験するプロセスだけでなく、目標達成率や、結果の永続性にも大きく影響を及ぼしています。そのため、エンパワメントコーチングでは、このモチベーションを断定して、必要に応じてモチベーション自体の焦点を当てる階層を変えるなどして、モチベーションの質を変化させていくこともあります。

前提:人は「もともと動機を持っている」次の2つの動機のいずれか恐れ(フィア) ベースラブ ベースFear baseshould,mustしなければ不都合を避けるためにやっているやらされ感、辛い、苦しい達成感はある(ホッと、せいせいする)結果は非永続的で身にならないやり続けると燃え尽き症候群にLove basewant自分からしたいと思うやっている感やっている間は楽しい、ワクワク達成感がある(充実感・誇らしい)結果は永続的で積み重なる前提:人は「もともと動機を持っている」次の2つの動機のいずれか恐れ(フィア) ベースラブ ベースFear baseshould,mustしなければ不都合を避けるためにやっているやらされ感、辛い、苦しい達成感はある(ホッと、せいせいする)結果は非永続的で身にならないやり続けると燃え尽き症候群にLove basewant自分からしたいと思うやっている感やっている間は楽しい、ワクワク達成感がある(充実感・誇らしい)結果は永続的で積み重なる

02

ホリスティックな
アプローチをとる

ホリスティックとは、人を部分ではなく全体として捉えた人間観です。ホリスティックなアプローチでは、あることを改善したいと思った場合、直接そのことを扱うだけではなく、一見無関係に見えるまったく違うことも扱い働きかけることがあります。その結果、いくら働きかけても解決しなかったことが改善するばかりでなく、それ以外の分野でも軒並み好展開が起こるというケースが少なくありません。
“ひとの一部は全体に、全体は一部に影響を及ぼしている”という“全体性”を重んじた考えに基づき、思わぬところからアプローチすることもあります。

03

「探索」と「気づき」を
必ず経る
インサイド・アウト

~内面に深く、外側に大きく~

インサイド・アウトとは、“すべての変化は内面から起きる”という前提のもと、内面の探索を経て得た気づきと、外面の行動化や計画を、常に両方同時に行う行動化の原則です。

人が課題意識を持ったり、何かをしたいと思ったりした時、在りたい姿と現実とのギャップがそこにあります。ここを埋めていくことが個人の場合は「自己実現」と呼ばれ、企業組織の場合は個々の「目標設定・達成」の累計が数値化され「事業目標達成」とされます。

その際、世の中の多くの場合、「作りたい・起こしたい現実(在りたい姿の実現や、数値目標)」を「目的」と捉えて、そのための行動を決めます。そして、それを目標として、そこにいたるプロセスはほとんど気にかけられることがありません。しかし、ここに大きな落とし穴があります。

そもそも、今と異なる現実を作ろうとするときの本来の目的とは、けして数値や外的な現実ではなく、それはありたい姿に向かう一つの「手段」であるはずなのです。このように「目的」と「手段」が入れ替わっていることに気づかず、やみくもに「記号」や「アイコン」でしかないもの、つまり、本来の内的な渇望と乖離したことを目標として目指していること自体が、目標を達成できない理由のひとつです。

そうしたことをふまえて、インサイドアウトは、まずその人の内面の探索を行います。そして、そのことについて十分な探索をした上で、目標設定を行います。そのための行動計画にも、確実に達成されるための重要な条件がいくつかあります。それらを確認しながら、感情面も含めて定めることができたプランを実施します。こうした内面の探索と気づきに基づいて、現実化を進める行動と結びつけるインサイドアウトのプロセスだからこそ、ダイナミックな行動変容として顕われます。数あるコーチングプロセスの中でももっともレベルの高いもののひとつと言えるでしょう。

目標達成がされない・永続的な結果が得られない、という悩みは個人であれ、企業であれ、上記の三つのうちのいずれかが欠けていることが考えられます。

エンパワメントコーチングで
得られる事の一例

  • 個人として得られること

    • ◎ 対人関係が良くなる
    • ◎ コミュニケーションがとりやすくなる
    • ◎ 人生の様々な場面で良い変化を起こすことが出来る
    • ◎ 自己実現力が高まる
    • ◎ 自己肯定感が高まる
    • ◎ 人を支援することができる
    • ◎ 人の目標達成や自己実現など人生のプロデュースを手助けできる
  • 企業組織・リーダーとして得られること

    • ◎ 表面的ではなく、効力を発揮する面談・1on1の力がつく
    • ◎ 人材育成・部下指導の上司によるバラツキをなくし、標準化ができる
    • ◎ 関連部署の目標設定と達成率が向上し、事業成果が出やすくなる
    • ◎ 社員・従業員満足度とエンゲージメントが高まる
    • ◎ 採用率が向上・離職率が減少する為、人材の担保を図ることができる
    • ◎ ニューノーマル時代に成長する企業文化の基礎を作ることができる
    • ◎ 社員同士の対等性が増し、組織の活性化と若手の育成が進む